2023年3月8日に開幕するWBC(ワールドベースボールクラシック)が楽しみでしょうがない。
そんな人も多いんじゃないでしょうか。
昨年(2022年)のプロ野球では千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が28年ぶりの完全試合を達成し、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が18年ぶりの三冠王と王貞治選手のホームラン記録を抜き、一躍話題となりました。
そして、メジャーでは大谷翔平選手がベーブルース以来104年ぶりの2桁勝利、2桁本塁打を記録した。
佐々木朗希投手の完全試合↓
引用:(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV
村上選手の56号ホームラン↓
引用:東京ヤクルトスワローズ
そんなメンバーが集う歴代最強の布陣でメジャーリーガーのスーパースターたちに挑むのだから、今からワクワクが止まりません!
本記事では筆者主観のWBCの見どころをお届けしたいと思います。
WBCとは
WBCとはワールドベースボールクラシックの略で、2006年から開催されてきた野球の世界一を決める大会です。過去の優勝国はこちらです。
日本は初開催から2年連続で優勝していますが、その後2大会は敗退しており、優勝奪還する立場となります。
過去の大会では絶不調だったイチロー選手が韓国戦で決勝タイムリー、白熱した台湾戦では鳥谷選手の9回2アウトからの盗塁→井端選手の起死回生タイムリーでお茶の間では叫んだことでしょう。
そんなWBCでは毎回伝説となるシーンが生まれています。
今年もきっと熱いドラマが生まれるはずです。
遂に本気を出してきたオールスター軍団 アメリカ代表
前大会でアメリカ代表は優勝していますが、実はメジャーリーガーは少なく、3Aという日本でいう2軍の選手が出場していて、あまり本気ではありませんでした。(と、言いつつ当時プレイしていた選手たちの中にはスター選手に成長してる方も多くいますが)
しかし、今大会のアメリカ代表は違います。
メジャーNo.1プレイヤーと言われるエンゼルスのマイク・トラウト選手がキャプテンを務め、控え選手までオールスターにでてくる選手が選出されています。
2017年に開催されたWBCでアメリカ代表は優勝しましたが、その時、トラウト選手は出場しなかったことを非常に後悔したそうです。
やるからには本気という事で、スター選手たちに自ら声をかけていたようですね。少しアメリカ代表の出場選手を見てみましょう。
- マイク・トラウト(外野手)
シーズンMVP3回、オールスター10回、文句なしのメジャー現役最強プレイヤー。走攻守どれをとってもメジャートップクラスの選手です。昨年怪我から復帰し、途中再度怪我のため離脱していましたが、それでも大谷を超す40本のホームランを放っています。
- ムーキー・ベッツ(外野手)
シーズンMVP1回、オールスター5回、ゴールドグラブ6回、パワー・スピードこれぞメジャーリーガーと言わんばかりの選手です。アメリカでも非常に人気も高く、華やかでパワフルなプレーをするのも特徴。
- ノーラン・アレナド
オールスター6回、ゴールドグラブ10回、本塁打王3回、デビューから10年連続でゴールドグラブを獲得するほどの実力を持っており、現役最強の三塁手とも名高い。
- クレイン・カーショウ
サイ・ヤング3回、シーズンMVP1回、最多勝利3回、最優秀防御率5回、メジャーを代表する左腕で現時点でMLB通算の防御率はなんと2.48と驚異的。
他にもルーキーで53本塁打を放ちホームラン王となったピート・アロンソ。(怪我で辞退してしまったが)シーズンMVP2回、オールスター9回出場のブライス・ハーパー。リアルミュート・・・etc…とメジャーのスター選手たちが、ベンチまで勢ぞろいしています。
個人的にはこのメンバーに昨年ア・リーグ本塁打記録を62本で更新したアーロン・ジャッジ選手、世界最強投手と名高いジェイコブ・デグロム選手、ニューヨークヤンキースのゲリット・コール選手が加われば最高でしたね。。。
毎週「アーロン・ジャッジ WBC」で検索して、ニュースがないかをチェックしていましたが残念(涙
アメリカ代表の選手層の厚さ・・・恐るべし!
大谷 VS メジャー最強選手 マイク・トラウト
メジャーファンの方々は間違いなくこれを期待しています。
メジャー最強選手と名高いマイク・トラウト選手は大谷選手と同チームのエンゼルスに所属しています。オールスターでも同リーグでの出場となるため、今まで大谷選手とトラウト選手が対決したことはありません。
日本代表 投手 大谷 VS アメリカ代表 メジャー最強選手 トラウト
是非、見てみたいですね。
いや見せてください。
ほんとお願いします栗山監督。。。
2人の参加により、本大会はアメリカでも非常に注目されるでしょう。
日本代表のスケジュール、各プールの見どころ
アメリカ代表とは恐らく決勝ラウンドでの対戦となるでしょう。そこまでの道のりは簡単ではありません。
日本はPOOL Bに属しています。POOL Bで厄介になるのは韓国でしょう。
そして、勝ち上がると2013年大会に最高の試合を繰り広げた台湾や2006年大会の決勝でで戦ったキューバ、イタリア代表には大谷選手のエンゼルスの同僚スタッシ選手やフレッチャー選手もいるので、準々決勝も見どころがたくさんあります。
(個人的にはずっと日本に勝ちたいと想い続けている台湾代表との熱い対戦が楽しみです。)
そして、準決勝、決勝では恐らくアメリカ代表、そしてゲレーロjr選手、マニー・マチャド選手、フリオ・ロドリゲス選手、ファン・ソト選手と最強メジャーリーガーが揃ったドミニカ代表を筆頭に勝ち上がってくるでしょう。
この最強選手たちに日本代表大谷選手、ダルビッシュ選手、佐々木朗希選手、山本選手たちがどう挑むのか、日本の野球が世界とメジャーにどれだけ通用するのか、今から楽しみで仕方ないです。
この大会を機に世界でもっと『野球/ベースボール』が盛り上がることを願います。
(よかったら皆さんのご意見もコメントで教えてください!)